みなさん、自社や自部署の勤務表って、どう管理されていますか?
店舗や部署で勤務表を作ってはいるものの、紙があるだけとか、エクセルで管理している…なんて職場は非常に多いことと思います。
各部署自由なフォーマットで管理されていて、総務が集約してExcelで打ち直しなんて組織もチラホラと耳にします。
そして変更があったらまた印刷?そんなの面倒ですよね…
今日は、せっかくkintoneを社内共有、部署共有で使っているのですから、勤務表をポータルに貼ってすぐに見れるようにしてみましょう。
もちろんライトコースでも簡単に実装できます!
用意するもの
- 勤務表アプリ
以上!
アプリ同士の連携など一切不要です。勤務表アプリをポータルに貼るだけです。簡単!
勤務表アプリ
作るアプリはたったひとつですが、勤務表はいろんな形があると思います。
今回はシンプルな勤務表をアプリにしました。
紙管理はもはや時代に合わない、Excelだと自由に閲覧できない。そこでkintone。
このアプリをkintoneに載せると、お知らせに勤務表が載りますが…
ちょっとした味付け
ちょっと不便だと思いませんか?そうです。そのまま貼り付けると、”今日明日の勤務“がどこなのか、パッと見て分かりません。
しかも、昨日までの勤務表はもう表示されなくても良いですよね。
そこで、『ソートした状態を貼り付け』します。
このボタンを押して、絞り込みましょう。
日付を『今日以降』にするだけです。『保存』を忘れずに!
はい、これで『本日以降の勤務表』が表示されます。
つまり、一番上に表示されるのは常に『本日の勤務』です。昨日までの勤務はもう表示されません。
自分の勤務はスマホのカレンダーアプリで管理している方が多いかもしれませんが、他のメンバーの勤務を確認するのに非常に使いやすいと思います。
実際に私の部署ではこれを使っていますし、日報アプリと連携させています。
運用次第ですが、有休管理もこの勤務表アプリを使えば兼用できます。後から集計すれば良いだけです。
おまけ:シンプルなアプリの”幅”
シンプルなアプリほど、後から使い回ししやすいです。
なんか良さそうだからとりあえず項目いっぱいつけておこう
これは危険です。用がないフィールドは作らないほうが絶対に良いです。
本当に必要になってから付け足して、データはcsvでインポートすればOK。
kintoneの大きな魅力である”汎用性”を損なわないように運用することも、ユーザの腕の見せ所です。
作り込んだアプリはあなたを納得させる出来栄えかもしれません。
しかし、シンプルなアプリで運用していると、
なんだ、これだけでも意外とやっていけるな
となることもよくある話です。つまり、これこそが業務改善。
アプリの作成は業務改善の絶好のチャンスです。シンプルな運用に移せないかを常に吟味しながら、ポータルを活用しましょう!