東京出張で寝台特急を使いました。ちゃんと理由があります。
なぜ寝台特急に?
アラフォービジネスマンたるもの、グリーン車でコーヒーを嗜みながらゆったり移動…
なんてことを言えるはずがありません
朝の家事 | する |
午前の仕事 | する |
午後の仕事 | する |
夜の家事 | する |
もちろんこうですから、家からの片道で3時間半を取られるわけにはいかないのです。
・朝の家事をすると午前は移動で潰れる
・午前の仕事を東京でするとなると朝の家事はできない
・午後にしか仕事ができないとなると夕方まで東京にいる必要があるだろう
・となると夜の家事もできない
・前泊したら前の晩の家事ができないので早朝移動の方がマシ。
そこで寝台特急です。
前日夜の家事を終えてから移動し、翌朝7時には東京に到着です。
朝の家事だけはゴメンナサイしましたが、午前にがっつり仕事ができるので午後は早めに切り上げて夜の家事ができます。
つまり、できる限り家事に穴を開けないための寝台利用です。
サンライズ瀬戸・出雲
関西から東京への寝台特急はサンライズ瀬戸・出雲の一択です。
サンライズ瀬戸が高松駅を、サンライズ出雲が出雲駅をそれぞれ7両編成で出発し、岡山駅で接続して14両になって東京へ向かいます。
京阪奈地区からは大阪駅で乗車することになります。
寝台特急感があってテンションが上がります。
停車駅は 静岡、富士、沼津、熱海、横浜 です。
在来線の終電の後に来るので、待ち時間が長い。暖房が効いた待合室もないからとにかく寒い…
大阪駅ホームには私一人しかいなかったので見た目も寒い…
サンライズきたー!!!
本当に来たー!(当然)
さあ車内へ
今回はB寝台シングルの個室を選択。本当はA寝台にしたかったんですが、満席でした。結構乗ってらっしゃる模様…
寝台特急ですからね、通路は狭いです。B寝台はちょいちょい空きがありました。
個室。歴史は感じますが、めっちゃ綺麗に整っていてホテル感があります。
今回は荷物が少なかったので問題なかったのですが、スーツケースがあるとシングルでは置き場所がありません。入口とベッドの間のスペースが狭いので、大荷物を伴う場合はシングルではなくツインにすべきでしょうね。これは乗ってみないと分からない発見でした。
ちなみに備品は紙コップが一個と掛け布団と浴衣があるだけです。歯ブラシとかタオルはありません。
目覚ましアラーム、ライトのスイッチ、ラジオ、暖房が備わっています。
暖房つけても真冬はちょっと寒いかもしれません。部屋が狭いので、風向きを変えても体には当たると思います。そこまでキツい風ではないですが、直風敏感派には気になるかもしれません。
あとアラームは大事ですね。東京なら終点かつ7:00着なので大丈夫そうですが、途中の駅で下車する場合は注意が必要です。私は絶対に起きれません。
余談(過去の過ち)
実はかつて一度沼津まで寝台特急で行ったことがあるのですが、その時はなんと駅員さんが起こしに来てくれました。(到着の直前に起きてたんですが、下車準備が間に合わなかった…)
まあまあ揺れる
線路を走っているのでまあまあ揺れます。
飛行機くらいの揺れでしょうか。神経質な方は寝られないかもしれません。
僕は爆睡です
0:34発、7:08着
6時間半かかります。車移動と同じくらいですね。
在来線を走っており、ちょいちょい途中の駅で止まります。時間調整や貨物列車との兼ね合いかな?
私が起きていた間では米原で10分くらい?止まってました。誰もいない駅に佇む列車に乗っているというのは不思議な感覚です。
寝て起きたらそこはTOKYO
7:08、本当に東京に着きました。(当然)
寝起きで通勤時間帯にブチ込まれるのもややハードですが、降りなあかん。
しかしこんな朝早くに東京に着けたら午前からがっつりお仕事できます!
人と接しない
大阪から東京まで、半径10m以内に人と接したのはサンライズに乗ってすぐチケット確認に来られた10秒くらいでした。
それ以外は誰とも近付かず。最初の写真に写っている車掌さんが最接近でしたね。
感染症対策バッチリの移動!
帰りは新幹線
おかげで午前中にしっかり仕事ができたので、午後は夜の家事に間に合うように早めの新幹線で帰りました。さすが新幹線、快適です。
寝台特急移動はレギュラー化できる?
こう聞かれると
毎回はキツいですね…
ここぞという時にはいけますが、日帰りなのに洗面用具を持って行く必要も出てきますし、”寝台特急用の準備”がやや面倒です。
あと、寝れるとはいえそこまで快適ってわけでもないので、可能なら新幹線の朝移動の方が色々楽です。
テンションは上がります笑
今回は理由あっての寝台特急でした。皆さんも良かったら乗ってみてください。
乗ってみたら分かることもたくさんありますよ。