kintoneモバイルアプリ
kintoneはスマホ用のアプリもリリースされています。
モバイルでもkintoneの雰囲気がしっかり出ていますね。このあたりはさすがです。
基本的には使いやすいアプリです。
アプリ作成や管理業務はパソコンで行うことが大前提なので、サクッとした用途―例えば外出先からの情報確認、申請承認、情報登録など―であれば充分使えるかと思います。
実際の画面
実際の画像で見ていきましょう。
まずはログイン。あなたが契約するkintoneのドメインを入力します。
両サイドパネルも含めて全部見ると、こんな感じです。
kintoneアプリの不便なところ
複数ドメインと複数ゲストスペースの行き来がとても煩雑!!!
1つのドメイン内だけで完結するなら良いのですが、アカウントの共通化をして別ドメインのゲストスペースを閲覧する場合、ちょっと面倒です。
作成したスペース、招待されて参加しているスペースが一覧表示されます。
このうち、招待されたゲストスペースを選んでみます。
ここでアプリとはお別れです。ゲストスペースはアプリではアクセスできないのです。
この画面で再度ログインする必要があります。
先ほどまでアプリでログインしていましたので、「こちらのログイン画面」を選んでください。
アカウントを共通化した方は「kintoneアカウントでログイン」を選びます。
私はアカウントの共通化をしているので、 「kintoneアカウントでログイン」 を選択すると
共通化したアカウントが所属するドメインを入力します。
さっきまでログインしてたドメインなのに、また入力しないといけません。
これでやっとゲストスペースにログインできます。
- ゲストスペース … WEBブラウザ
- それ以外 … kintoneモバイルアプリ
扱っているkintoneのドメインが1つなら、慣れれば簡単です。
どのドメインに紐付いてのエラー?
しかし、複数のドメイン環境を扱っている場合、ゲストスペースがどのドメインに紐付いているかを理解していないと、こんなエラーが出ます。
ゲストスペースは気軽に作れて気軽に運営できる、しかも気軽に呼びかけて参加してもらえるようなスペースです。アカウントの共通化をすれば無料でドメインを跨いで利用できますから。
kintone hiveのエントリーなどもゲストスペースを活用します。だからこそゲストスペースは数は増えやすい。覚えきれない。
↑のエラーが出たら、元のアプリで明示的にログアウトをしないと何をしても同じエラーに見舞われたりします。
つまり、kintoneモバイルアプリで複数のドメインを跨いで利用しようとするのがとてもややこしいんです。(説明するのもややこしい)
複数のドメインにアクセスするのがモバイルアプリからだったりWEBブラウザからだったり、余計にややこしい。しかも各所でログインログインログイン認証認証認証…
通知メールからゲストスペースにアクセスするのが面倒
メール通知からゲストスペースにアクセスしようと思ったらもう最悪です。どのドメインと紐付いてるかはメール通知だけ見ても分かりませんので、ログインまでに時間がかかって結局放置なんてことも…
2019年10月のkintoneアップデートで、モバイル版は大幅に使いやすくなりました。しかし、ゲストスペースの扱いにまだまだ課題があると思います。セキュリティ保護の問題もあるかとは思いますが、もう少しアクセスしやすいゲストスペースであれば、コミュニケーションはより活発になるかと思います。
通知メールの本文に全文表示してくれれば最高なんですが。。。
今回はちょっと愚痴ってみました。